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とある雑誌の、作者インタビューの一部を拝見し…。なんだかとてもモヤったので、もう言及しないつもりだったけど、少しだけ。
以下気になったところ。
結末は、かなりまえからひなたで決まっていた。
サクラちゃんと迷った時期もあったけど、ここにきてサクラちゃんがナルトくんに心変わりしたら、サクラちゃんはひどい女過ぎるし、なんだかんだサクラちゃんはサスケくんに対して一途なんだと思う。
んですって。
これを読んで、これまでモヤってたことは、わたしの思考回路が作者の考えと合わなかったからなのか、ということがとても明瞭に発覚し、清々しい。
仕方ないですね、もう根本的に違い過ぎた。それなのに15年間も楽しませてくれてありがとうございますとしか言いようがない。
(まったく同じ思考でないことはわかりきってましたけど、それでもこれまで読んできた作品ってわりと逃げ道とかあとはみなさんで~みたいなラストが多かった分、こうまで回答です!って提示されてしまうことに対して戸惑いもあるわけで。それはごめんなさい。そういうふうにしか見られないわたしが悪い、ですけど)
やはりあちらが男性で自分が女ということもかなり大きいんだと思います。
広い意味での愛情とか友情とかは、読んでいて考えさせられることはあれど、納得いかないことなんてなかった。
ここまで相容れないなーと思ってしまったのは恋愛面だけです。
いや、それ、なんだかんだ一途、どころのはなしじゃないよ。
常軌を逸するほどの愛だよ。サクラちゃんのそれは。
誤解を招きそうなのでソフトに言うけど。
一途な想いが届き結ばれたことに、なんの異論もない。本当に尊いしすばらしいし美しいし、よかったねと思う。
でもだとしたら、そうまでして想うサクラちゃんの、サスケくんを好きになったきっかけってなんなんでしょう。(はっきり明言されてないですよね??)
あんなにされてまで、殺されかけてまでぶれずに想い続けられるほどの愛だよ。よっぽどだよ。
だって最初のサクラちゃんは、恋に恋してたようにしか見えなかった。し、実際そうだと思ってます。
わたしはどちらかというと、これまでサスケくんを偏った目で見がちで、サクラちゃん大賛成!!って意見ばかり持ってきたけど、ここ数日の間サスケくんについてとても考えさせられる意見を拝見し、いまはむしろサクラちゃんの心理がわからなくなってきた…。
そんなにされてもずっと強く想えるサクラちゃんを好きだとおもってた。
でもいまは、正直、サクラちゃん、キミがわからないよ。
わたしとは同じ性を持つだけで、考え方はまったく違うんだね。当たり前だけど。
きっと、好きになったきっかけはささいなもので、共に過ごす時間の中で深まっていった…ということなのかもしれないけど、いまのわたしには最初から恋じゃなかったようにしか見えてしまっている…。あれはただの憧憬にしか。
だからこそそばにいたナルトくんに惹かれていくのではないかな、と…。これがカカシ先生の言葉をガン無視してるのはわかってるけど。
いまモヤってる原因は、これまで自分の尺度でしかサクラちゃんを見てこなかったことに他ならないんですが。
でも、同じクラスのさすけくんカッコイイvvvくらいの理由だけで、あそこまでまっすぐ想い続けられるものなのか。
違うよね、きっと、なにかあったんだろうね。
そんだけの愛を向けられてさすけくんが落ちるのは物凄く納得してる。
でもサクラちゃんの覚悟の過程がいっそうわからなくなった。いまはなによりもそこを知りたい。
なるひなさすさくに至るまでは、いろんな方の意見拝見してだいぶ冷静になったのでたぶんどう描かれても想像の範疇だとおもいます…。
こんなこと考えてるタイミングで少し前のアニナル見てたら、さっけくんにシャラララ〜ンってしてるかりんちゃん出てきて、とてもとてもかわいいのにとてもとても胸が痛い。
なるとくんは当然だけど、かりんちゃんの想いの行きどころも描いてもらえないといっそうモヤりそう。
さすけくんにとっても鷹ってなんだったんだろう。サクラちゃんは未遂だけど、かりんちゃんにいたっては本当に手をかけられ、それでも涙を流してサスケくんを想っていたのに…とおもうと、やっぱりモヤモヤする。
(まあ、あれですよ。どの角度からしても文句の言いようのない結末は、なるさすちゃんオチしかないと思いますけど)
そしてあのインタビュー読んでしまったら、もしミナト班がそのまま大人になっていたのなら、きっとカカリンENDで落ち着いた、ということだと思うんだけど…。
世界まで終わらせようとするほど、オビトくんが強く強く想っていても、それでもリンちゃんは最後まで振り向いてくれないのかぁ…。まっすぐなリンちゃんが好きだ、なんてものわかりのいいせりふオビトくんに言わせたりして。
ミナト班考え出すとむやみに涙が出てくるから最近は触れないようにしてる…。
けど、カカリンも愛おしいんだけどできればオビリンに成就して欲しいなぁ、という想いが強いんだな…。個人的な願いですけど。
なんだかそんなif妄想すら打ち砕かれたようで少し悲しかったり。
まぁ、ついったー見てると、いまだいろんな意見あります。
終わったものに対してあーだこーだ言ったってしかたないし、だってそもそも作者の物語なんだからっていうのもわかるんですけど、でも何度も言ってるけど15年分の物語に寄り添ってきたのは読者も同じなので、自分なりに噛み砕いたNARUT0を抱え続けるような読み方をしてしまうのだって仕方ないとおもうし、だからこそエェッ!?という展開に吐き出さずにはいられない気持ちもわかる。
(なにより今回に関しては、本編以外からの情報が出回りすぎた。ここに本当に憤りを感じている)
わたしにはこのブログとか、二次創作でぶつける場があるからまだ助かっているけど、抱えきれないひとが、自分の抱えてたものをぶちまけてもいいんじゃないでしょうか…。
(もちろん最終回描き直せとかいうのは違うとは思いますが…)
でもね。みんながみんなおりこうになんてできないよ。しょうがないよ、大好きなんだから。
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