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育みの手のひら:
最初にこのブログにつづった感想を持ったまま、とにかく自分で凝り固めてしまっていたサクラちゃんのイメージに決別すべく書いたものです。というとだいぶ重いですね笑
でもきっと、すばらしいことばかりじゃないと思うんです、今こう経てきたさすさくは。
愛する人同士が結ばれたのならとてもとても尊いことだけれど、本当に苦しい日もあったと思うんですよ、彼の立場的に。
それでもそんなもの乗り越えてやるわよ!ていうのがわたしの大好きなサクラちゃんだし、そうできるって信じてる。
でもきっと弱音を吐きたいときもあって、そういうとき見計らってくれるのはやっぱりカカシ先生やナルトくんやいのちゃんだろうなと。
今回この話を書くにあたり、カカシ先生で書くつもりはありませんでした。というか、わたし(猛烈なカカサククラスタ)がカカシ先生で書いてしまうと、どうしても批判的な意見に捉えられないかな、という恐れがあって。
だけど、これまで本編でも何度となくサクラちゃんの内心を代弁し続けてきてくれたカカシ先生しか、やっぱり任せられないかなと思いカカシ先生にしました。愛を持って向き合ったつもりですが、どうでしょうか。
さきほど、改めてカカシ先生の言葉を読み返しました。
70巻「(サクラの)サスケに対する想いはあの時とは違う、同じ好きでもその想いは別のもの」
本誌44号「(サクラは)おまえを自分のものにしたいんじゃない、ただおまえを助けたいと思っている、おまえを愛して苦しんでいるからだ」
はじめてこれを読んだとき、わたしはサクラちゃんはナルトくんに惹かれていると思っていたときでした。だからナルトくんへの思慕は別に、それでもサスケくんを愛していた。家族のような気持ちで、とにかくとにかく救ってあげたいのだと。だからカカシ先生は本当にサクラちゃんのことを良く見ているなぁ…と感心もしていました。
でも今、あの結末を見届けて、自分が何にもわかっちゃいなかった、と思い知りました。
やっぱりサクラちゃんはサスケくんを好きで、愛していた。わたしが思っていたような友愛じゃなかった。ただただ、ひたむきな愛。
カカシ先生は本当にサクラちゃんのことをよく見ていた…。
699話、あそこで「ついて行きたい」と告げたサクラちゃんに、違和感を覚えました。
だけど、ひた隠しにしていただけで、恋も死んでなかった。弱く燃え続けていた炎が、去る彼を見てたら止められなくなっちゃったんだよね?
愛おしいな、もう。
そんな感じで、自分にも同時に折り合いをつける作業をしていました笑
699話ネタ(イラスト):
下心ゼロのかかさくちゃん。さすけくんに恋心100%なサクラちゃんなら、このくらいしていそう笑
少なくとも、あのときのサクラちゃんは、1巻のときのサクラちゃんに近いものをわたしは感じたよ!恋する女の子。キャワイイ。
逆に、サクラちゃんが少しでもカカシ先生に男を意識したらこんなことできませんよね。
以前、「カカシ先生でいっかぁー」的なイラストを上げましたが、わずかに肩を触れ合わせるだけでも相当な覚悟がいると思うの、意識してしまってたら。サクラちゃんも女になってしまうから。
でも、さすけくんはさめばもう完全に先生に気を許したただの教え子。それはそれでオイシイ(なんでもいい)
超余談ですが、同じものを英訳してたんぶらーに上げたところ、半日で300ものリアクションがあってビビってます…。おそるべしさっさくパワー…。
まあ、わたしの英語が拙いせいでうまく伝わってないところもありそうだけど、まいっか。
元々ツルっと楽しむためにはじめたたんぶらーだし。たまにdisられるけど、あんまり言葉わかってないから大丈夫!笑
最後に、しつこいですが、NARUT0について。
あれからころっころ気持ちは変わって、もうここに残しにくる気力もないくらいにころころ変わって、とりあえずだいぶ波は落ち着きました。
ありがたいことに、いろんな方と真摯な意見を交換し合うことができたので、おかげさまでわたし自身だんだんと晴れやかな気持ちです…勝手に自分だけ笑
実はブログの下書きにいくつか書き連ねてたりするんですが、それはもう胸にとどめておこうかな。また変わってしまうかもしれないし。
でも、今まで感じたものはやっぱり根底から変わったというわけでもないので、残しておきます。あれはあれで、誰の影響も受けずに感じた自分の素直な感想だったので。
いまはただ、ゆっくりと少しずつ肯定していくだけです。
そのあいだ、二次創作に向かう心持も固まってきました。
NARUT0という物語のなかで、ナルトくんの恋を見守ってきた読者からしたら、すべてを吹っ飛ばして突然なるひなさすさくに押し込められて憤りを感じていたけど、むしろカカサクちゃんからしたら、なんの過程も見せられず結果だけポン!と提示されている今の状態のほうが、ソレはソレ、として切り離すことができていいかもしれない…!ときゅうに気付きました。
馴れ初めとか、妊娠したの…、なんてところ公式で見てしまったほうが、よっぽどふたりのあいだに愛情を感じてしまって、たぶん本当に罪悪感みたいなものが生まれて妄想なんかできないかもしれない。
良くも悪くも、とってつけたようなとか、思ってしまえている今の宙ぶらりんな状態のほうが。同人脳にはやさしいですね。
悟りの境地。
わたしは結末を否定はしていません。
今回のふたつは、自分に折り合いをつけるため書いたり描いたりした部分も大きいです。
それでも、わたしはふたりで寄り添い合って、幸せそうな笑顔を浮かべるカカサクちゃんが好きで、そんなふたりを諦められないのもまた事実です。
ifでも無限月読でも好きなように解釈して、時間軸も捻じ曲げて、わたしの好きなカカサクちゃんを書き続けたいと思っています。
なので、今後は700話を無視したような妄想も垂れ流すかもしれません。
今後それによって不快な思いをさせてしまうことがありましたら、申し訳ありません。
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