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5/2にライブスペクタクルNARUTO観に行ってまいりました!
最初はこのテの実写版てどないやねん…と正直なところ思っていたのですが、次々に上がるビジュアルに「お…」「これは…」と思いはじめ、大蛇丸さまとカブトを拝見したあたりでチケット購入に走りました笑

左サイドの壁よりだったのであまりいー席とは言えませんでしたが、座席のつくりがかなりはっきりと階段状になっていたため、観づらいということもなく。映像面ではやっぱりセンターのが観やすそうでしたが。
少々カカサククズとしての感想をを述べるなら、カカサククラスタとしては座席は完全に上手がオススメですwww ふたりが並ぶ場面は圧倒的に上手が多い!次チャンスがあるなら上手で見たいよ~こんかい下手だったので!

結論から言うととっても楽しかったです。そして2.5次元という不思議な体験!
なるほどライブスペクタクル…とはこういうことか。まさに2.5次元を体感できました。
俳優さんたちがみんなアニメのキャラクターにかなり寄せてくれているので、そこらへんは不安なく楽しめました!ナルトくんはめっちゃナルトくんだし、サスケくんはほんとサスケくんだし///!
作品的に実写…映像作品なら加工もできますが、生の舞台ってかなり難しそうだとは思ったけど、ものすごくいろいろ工夫されていたとおもいます(なぜか上から目線)
5/10の千秋楽にはライブビューイングも観に行く予定なので、役者さんの表情はそっちで拝見予定笑

というわけで、以下ネタバレを含む観劇レビューです。興味のある方はどうぞ~!半ばあらすじなのですごく長いです笑


夢のカカサクエアオンリー2開催致します!詳細はコチラ←




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テニミュの流れかな?(テニミュも観たことないけど)と勘違いしていたせいで、ミュージカルなのかと思い込んでいたわたし笑
カカシ先生歌っちゃうのかよ~オウオウオウと思っていたらそんなことはなく、でもいわゆる演劇とは違いダンス?があったり、プロジェクションマッピングを駆使した演出があったりと、驚くような瞬間もたくさん。

内容としては、ナルトくんのアカデミー卒業~終末の谷まで。
2時間強の公演時間で終わるの??と少し疑問にも思っていましたが、いわゆる印象的なシーンをとてもうまくつなげていて、キレイにまとまっていたんじゃないかな。

ただ、たぶんこういった内容だと、作品を好きな方が多く来られるかなとは思うけど、これだけ見て話の内容がわかるかって言うと少し難しそうかな、とも思いました。
あくまで世界観を楽しむ作品かなぁ。だからこそNARUTOファンはじゅうぶん楽しめるんじゃないかな、と思います。好みはあるだろうけど。わたしはとっても良かった。
では少し順を追って印象的な場面を。


しょっぱなイルカ先生とナルトくんのシーンで号泣…した次の瞬間、多重影分身の術!でてっきりまたプロジェクションマッピングでたくさんのナルトくんを映写するのかと思いきやまさかの暗転、からのイルミネーションダンスがはじまって…!?
ここに関しては世界観的な問題もあるので正直違和感しかなかったけれど、考えたなぁ…という印象。

それから各班振り分け場面。アカデミーに次々集まるルーキーナインがもーーーーめんこいっ///
いのサクちゃんかわいすぎてァァァ///と変な声が出た笑
七班結成後は自己紹介シーンでいきなりナルトくんのラップがはじまったので、エ…これもしかしてサスケくんのラップ聴けるの…!?とガタガタしてたらそんなこともなく笑 各キャラクターに合わせた演出でした。サスケくんは復讐に燃え、サクラちゃんはハートできゃるんきゃるん。カカシ先生は首だけにょきっと出してやる気なさげ笑

それからすぐはじめての任務だ!と波の国編へ。
木登りの修行シーンは…どうするのかと思ったら、演者が床に寝転がり天井のカメラから撮影してスクリーンに映すという斬新な方法!
でもこれは…2.5次元…漫画とかアニメ出だからアリな演出かなぁ。完全に肩の力抜いて見てね~という場面。無理に入れなくても良かったのかな、とも思ったり。木登りの準備(マットを敷く)ナルサスちゃんとかめっちゃかわいかったけどねw
でもその後、ナルサスふたりでの修行シーンは、トランポリンからの壁走りをしていて、ものすごくキツイだろうけどそれはとっても良かったな。

ざぶはくは…ざぶはくはアカン…言葉にならない。
前にも書いたかもですがわたしのNARUTO第一クライマックスは波の国なんです。わたしの固定された少年漫画のすべてがここまでで全部揃ってる。だから思い入れが半端ないし、ここまで読んで胸がいっぱいになっちゃって何度読み返してもその先が読み進められないくらい笑
とにかく感動しすぎてずっと泣いていましたが、ふたりがとってもざぶはくでした…(日本語)
ほんと漫画から飛び出してきたみたいなふたりだったけど、改めてこうして生の言葉で耳にするセリフはとても印象的で、カカシ先生の言葉じゃないけど、ナルトくんたちにとってはじめての敵がこいつらでよかったな、と。勧善懲悪なんかない、それぞれの生きてきた道、曲げられないものがあると感じ、改めて立派な忍びになると決意するナルトくんも良かった…。
カカシ先生と再不斬の対決シーンは、よくあの印覚えたな…とどうでもいいことに感動したりもしたけど笑

サスケくんが倒れて逆上したナルトくんからくらま…というか九尾のチャクラが溢れ出すシーンは、くらまたんの顔や尾が1本2本…と集まってきて、劇団四季のライオンキングでシンバの心にムファサが語りかけるあのシーンを思い出した…(ムファサの顔のパーツが少しずつ集まって大きな顔になるとこ)

動かないサスケくんに泣きじゃくるサクラちゃん。サスケくんが目覚めると、ものすごい美声を発しながらやってきました大蛇丸サマァァァァァ!!!
もうあの方は異空間でした…会場中があの美声で幻術にかけられたかと錯覚。もんのすごい美声かつ声量。歌劇とストレートプレイってやっぱ違うんだな…と肌で感じた笑 どっちも好きだけど、混ざると不思議な感じ~。
そして第1幕は呪印を刻まれて絶叫するさっけくんで終了。


2幕に入り七班は各自で修行をする、という流れになり、サクラちゃんはイルカ先生と、サスケくんは写輪眼を教えがてら呪印を封印するのにカカシ先生と、ナルトくんは自来也仙人と!
梅垣さんなのでなにかあるかなと期待していたけど、鼻血の演出で鼻からピロピロ出してましたw

それからつなぎを忘れてしまったけど木の葉崩しとして、我愛羅くん登場。
砂は布を大きく使って表現していたり、自分の存在に苦悩するシーンは、過去の記憶をサンドアートで表現していたりとおもしろかった~。

イタチ兄さんも回想でシルエットのみ登場。白の回想シーンもだったけどこのシルエットがなかなか残虐さを孕んでいるのでなかなかしんどい…
そんな悲痛な過去が映し出される最中、バックではサスケくんがしがらみに閉じ込められ続ける苦悩をエアリアルダンスで表現。ここらへんはもう役者さんスゲー…ってなっちゃってひたすら感嘆。

三代目と大蛇丸のシーンはせつないね。原作読んでるときも思ったけど、命さえ賭けても道連れにするまでは出来ず、術を封印することしか出来ないほどかけ離れてしまった元教え子の大蛇丸と対峙する三代目…。
渋くてとってもステキでした。


そしてとうとう、どんどん強くなるナルトくんに焦りを感じサスケくんの里抜け。
幾度となく原作を読み返そうとして読み返せなかったわたしは、久しぶりに波の国編以降に触れました。
サスケくんの里抜けを引きとめようとするサクラちゃんのセリフ。当時だってものすごく胸には響いたけど、今聞くと…最終話まで見届けてから聞くと、受ける印象もだいぶ違いました。
並べているのは、ものすごく子どもじみた拙い言葉。楽しくしたい、幸せにしたい、後悔はさせない。だから一緒にいたい、あたながいなければ孤独と同じ。
でもだからこそ、12.3歳の少女がそのとき言える精一杯の言葉を並べたのだなと、あまりにも悲痛な叫びがストレートに伝わってきて、思いっきり胸を打たれました…!
それからも簡単ではなかったろうけど、想いが叶ってよかったねとひたすらに思うよ。幸せにおなりよ…!

原作ではシカマルチョウジネジキバナルトでサスケを追いましたが、ここでは第八班十班そしてナルトくんで。
みんなきちんと見せ場があってよかった~いのしかちょうのコンビネーションすばらしい!倍化の術+肉弾戦車となったバルーンチョウジが会場中を跳ね回ったんだけど、シカマルといのちゃんが座席の間を駆け回ってなるべくいろんな方向へーと誘導してくれてかわいかったーこっちにはこなかったけどw

そしてナルトvsサスケ。
スローモーションを演じる…というのは生の舞台で見るのははじめての経験でした。
役者さんは大変だろうな…と思うけど、回想やイメージとかぶせて、夕暮れ色みたいな照明でじょうずに表現していたと思います。

ぶつかりあうふたつの想い。どちらもお互いを大切な存在だと認識しているからこその訣別…つらい…
わたし唯一観劇した宝塚公演てベルバラのフェルゼンとマリーアントワネット編なんですが、そのラストはマリーアントワネットが絞首刑台の階段を昇っていく場面で終わるんですよ。
ナルトくんと訣別して終末の谷を(演出上)のぼっていくサスケくんを見ながらそれを思い出してしまいました笑

それからナルトくんが病室で目覚めて、カカシ先生とサクラちゃんを前にサスケ奪還を決意したところで終了。

最後、医療忍者を目指すことをカカシ先生に告げる場面は、舞台オリジナル。
強い決意を告げるサクラちゃんに、簡単な道じゃないぞ、と言いながらも背中を押してあげるカカシ先生がとっても先生してて良かった…!
好みとしては、サクラちゃんは誰にも継げずに弟子入り志願をしたと思ってる(なのにカカシ先生が進言していた、というところに萌える)んだけど、絡みがあるのが単純に嬉しかったww

エンドロールは、みんなで主題歌を熱唱しながらのキャスト紹介~。まさかナルトくんの歌が聴けるとは思わずびっくり(@_@;) とっても2.5次元ぽい…
ソロで歌っていたのはナルトくん、がーらきゅん、大蛇丸さま笑だけだったかな?
サスケくんまじプリンスさまだわ…
このときか一度目のカテコか忘れちゃったけどキャストのみんなが座席中かけまわってきてくれたー!
だいぶ後方なのであんまり間近では見られなかったけど、シノくんがめっちゃ近くで待機してくれたり、サスケくんは本当にうしろのうしろまでハイタッチしにきてくれて感動ー!
作中も女の子からキャーキャー言われるサスケくんだけど、現実世界でも女の子からキャーキャー言われててめっちゃ笑いましたwww
一度目ははけるとき、大蛇丸さまがサクラちゃんをエスコートしていたのにキュン!
ななぱんがキャッキャしててかわいかったば~!!
しかし案外スタオベないんですね…?当然のように腰を浮かせたものの誰も立ち上がらないのでそっと座りなおしました。このテのならむしろあるかと思っていたのに。

二度目のカテコ登場時、カカシ先生がイチャパラ持ちながら自来也仙人に擦り寄っててめっちゃかわいかった///
カテコ楽しみにしてたのに、どこ見ていいかわからずほとんど覚えてないよーーー残念!

ひとりずつの挨拶はなかったけど、ナルトくん役の松岡くんはとてもしっかりとした挨拶で締めくくってくれました。
会場のあらゆる角度に深々と丁寧にお辞儀をしてからはける様子を眺めながら、すばらしいカンパニーだなーと感じたり。

ただ少し残念だったのは、内容ではなく観客が、あとからあとから途絶えることなく入場してくること…
出入り口付近だったから集中してても途切れがち(;^^)
1幕でも2幕でも、大げさじゃなくほんっと多くて、え?逆にいま入れちゃうの!?って1幕終了間際とかにも入ってきてたし…。
お金払って観劇していて、ご自身はその分見られないだけかもしれないけど、周囲への配慮も欲しかったなぁ。少なくとも1幕2幕ともに10組以上いたと思う。言うほど観劇経験もないけど、さすがにあれは多すぎじゃなかったか。ちゃんと間に合う時間に来ましょうよ。全力でやってもらっているのだからこっちも真剣な態度を返しましょうよ~。

…とまぁ最後は苦言で締めてしまいましたが。
ほんと延々あらすじになってしまいましたがとっても幸せで楽しい空間でございましたー!
5/10が終われば海外公演、6月くらいでこのカンパニーも解散となってしまうのかな?
ぜひまた第二弾、三弾…と続いて欲しいなぁ。さすがに規模が大きすぎて難しいかな。でも再演は希望~…!
できればキャストも続投でー!ほんとにみんなピッタリでした!
最近はTwitterに流れてくる舞台裏の写真も楽しみにしていたので、それもなくなっちゃうのかぁ…とさみしさがとまらない;;

本当にすばらしい体験をありがとうございました!
どうぞこの先も誰一人欠けることなく無事に最後の公演までやり遂げられますようお祈りしております!
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